近年経営者の高齢化や後継者不足等を理由に、事業承継が上手く行なわれない事例が多くなっています。商工会では親族内承継だけではなく、親族外の「事業を譲りたい」「事業を引き継ぎたい」という方に対しても、全国的なネットワークを持つ専門機関・企業と連携しマッチングを支援する体制を整えています。

「福岡モデル」の事業承継支援連携スキーム

商工会連合会では福岡県商工会議所連合会、福岡県事業承継・引継ぎ支援センター、日本政策金融公庫の福岡県内5支店(福岡・福岡西・北九州・八幡・久留米)にて「事業承継支援に関する覚書」を締結し、「福岡モデル」の事業承継支援連携スキームを構築しております。

中小企業の事業承継問題に連携した支援機関によるワンストップ支援スキームONE-STOP

経営者が高齢化し、業績が好調でも後継者不足を理由に廃業する中小企業が全国的に増加しており、事業承継(特に後継者不足)は喫緊の課題となっております。
商工会連合会では上記4者にて連携し、ワンストップで中小・小規模事業者の事業承継支援を行っております。福岡県下52商工会が、会員企業の中から「後継者がいない等のために事業を譲り渡したい」等のニーズを掘り起こし、事業承継・引継ぎ支援センター及び日本公庫が、ネットワークや事業承継マッチング事業の機能等を活用して、「事業拡大や創業等に向けて事業を譲り受けたい」方にご紹介します。マッチング後も各支援機関が連携して、伴走型でサポートしていきます。
地域で必要とされる事業を次代につなげていくために、本スキームを「地域の想いを次世代につなぐ架け橋」として、福岡県内における中小・小規模事業者の事業承継問題に支援機関が一体となって取り組んでおります。事業承継について、お悩みの方は商工会へお問い合わせください。

中小企業の事業承継問題に連携した支援機関によるワンストップ支援スキーム